0.ある回想
ブルース・スプリングティーン(1949年、アメリカ出身)が「ボーン・イン・USA」を全米1位にした1984年の僕は、まだ社会人6年目で、毎日アパートは寝に帰るだけのハードな日々、自分は何者で、何者になるのかも考える余裕はなかった。ブルースの歌は、あと「USA for Africa」くらいしか知らない。ジム・クロウチの「I Got a Name」みたいだ。
今より、世の中の見え方は単純だった。真面目に、言われた仕事をこなしていけば、昇給も昇格もし、結婚をして家族を持ち、30にしてアパート暮らしからは卒業して家を買う。ローンを組む。あとは、仕事まっしぐらだ。そのうち、人の上に立つことになり、会社の行く末にも一定の発言力を持つ位置となる。そして、定年。振り返ると、短いなぁ。「日本に生きて」。
今より、世の中の見え方は単純だった。真面目に、言われた仕事をこなしていけば、昇給も昇格もし、結婚をして家族を持ち、30にしてアパート暮らしからは卒業して家を買う。ローンを組む。あとは、仕事まっしぐらだ。そのうち、人の上に立つことになり、会社の行く末にも一定の発言力を持つ位置となる。そして、定年。振り返ると、短いなぁ。「日本に生きて」。
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